気持ちだけではどうにもならないが、気持ちは大事


気持ちだけではどうにもならないが、 気持ちは大事

今自分が携わっている仕事が、ある意味ずっと佳境に入っています。

改めて、気持ちだけではどうにもならない現実に直面し、現実はかくも厳しいなあ、ということを感じています。

一方で、気持ちがなければどうにもならないとも感じています。

 

気持ちは大事

 

ある時、その日中に終えないといけないタスクがピンチに陥りました。

なんと担当のベテランの人が仕事を休まないといけないことになったのです。当然会社のことなので、そのチームいる別の人達が担当することになります。

 

しかし、システムの仕事はなかなか専門性が高く、しかも単に技術だけあれば対応できる訳ではありません。プログラミングができたとしても、どこに何があるのかを知らないと、どうにもならないのです。

時間は刻々と過ぎていきます。そうこうしてしいるうちに終電が迫ります。

 

そんな中、そもそもあるはずのデータをあるチームが作っていない可能性が出てきました。ほぼ絶望的な状況。

このまま夜通し作業をしても、データが揃っていなければ徒労に終わります。

作業を打ち切る決断をし、そのことを担当チームに伝え、終電に駆け込みました。翌日のリカバリに頭を痛めながら…。

 

気持ちは大事

 

次の日、家を出ようとした時、携帯に着信が…。昨日の作業を取り纏めていた管理者からです。

聞くと作業が早朝に完了したとのこと。最初は意味がわからなかったのですが、土壇場で勘違いがあったことに気付き、光が見えたので作業を続行したとのこと。

結局、夜通しで作業し、何とか完了にこぎつけた、ということでした。

そして、ろくろく寝てもいないにも関わらず、当日も万が一のためにスタンバイしてくれる、とまで言ってくれました。

 

涙が出そうになりました。

会社の命運をかけたプロジェクトに、最悪の状況でも最後の最後まで粘ってくれたのです。打ち切っても良いと判断したのにも関わらず、です。

彼の配下のメンバーもことの重大性を理解してくれてか、懸命に対応してくれたのでしょう。

 

気持ちだけではどうにもならないが、 気持ちは大事

 

今のプロジェクトでは、こんなことがそこかしこで起こります。

やられたらやり返すのは、ドラマではいいかもしれませんが、そんな子どもじみた茶番はしてられません。

本当に大事なプロジェクトで、メンバーの気持ちが揃っていれば、時にありえないような大逆転が起こります。そして主人公は本当に一人一人のメンバーになります。

 

いい歳した大人が、人の気持ちによって思わず目頭を熱くするなんていうことが、まさか仕事にあるとは想像していませんでした。

 

取り留めがなくなって来たので強引にまとめますが、気持ちだけではどうにもならないことは本当に山ほどあるんですけど、気持ちがないとどうにもならないこともあって、自分はそんな仕事や生き方をして行きたいと思ったという話でした。